新潟の寒い冬、一緒に鍋で温まったのは出会い系のメル友だった
冬になると寒い地方になぜか出張が多くなります。仕事柄ということもありますが、まだまだ若いんだから行って来いという中高年の上司たちの命令でも会ったりします。まぁ仕方ないのですけど、さすがに都会育ちだった僕には新潟などの雪が降る日本海側の気候は寒すぎます。
それでもたまに暖かいお茶なんかを仕事で飲んだりするとほっとします。こういう時に自動販売機とかが置いてあるといいなぁと思うわけです。もうひとつほっとすることがあったとしたら、心が温まったメル友の話でしょう。出会い系サイトで新潟に住んでいるというメル友がいたのです。
新潟に行く予定はなかったので「じゃあとりあえずはメールだけでもしようよ」ということになって、結局メル友のままズルズルと行っていました。それが新潟に行くことになって彼女に伝えると「いつ来るの?今は寒い時期だし気をつけてね。また仕事が終わったらメールして。」というように言われました。
そして仕事が終わってから彼女と飲みに行けたらいいなぁと思い、彼女にメールをしました。そうすると彼女は「仕事お疲れ様。私の家でご飯用意してるから、ぜひ来て!」とメールを送ってきたのです。まさかのサプライズを彼女からもらって、嬉しくなりながら彼女の元へナビを操作して走らせました。
そうして出迎えてくれたメル友の彼女は、なんと鍋を作って待っていてくれたのです。「二人で食べようと思って用意したの。お酒もあるから!」とごちそうで出迎えてくれました。冬は冷えて、雪がちらついていた時期ですから、ほんとうに嬉しかったですし、何よりも心が温まったことを覚えています。
朝、彼女とお別れを言って戻って来ましたけど、心なしか冬に向かっているのに、心だけはぽかぽかしていたような気がします。僕にとって冬はこう言うことがあるから、結構好きな季節だったりするんです。



